経営方針を明確にして事業を軌道に乗せる
ーー社長のご経歴を教えてください。
中村達矢:私はもともと、金融とはまったく関係のない仕事に就いていたのですが、30歳のときにチャンスが欲しくて外資系の保険会社に転職しました。採用や人材育成が得意だったので営業所長に抜擢されて、最年少で2年連続売上1位を獲得したのです。やりがいのある仕事でしたが、「独立したほうが人材育成の仕事に打ち込める」と考えるようになり、2015年に起業しました。
ーー起業してからはどのようなことがありましたか。
中村達矢:事務所を構えて社員を雇ったものの、8ヵ月で資金不足に陥ってしまいました。このときの私は、会社員として求められる能力と会社経営者として結果を出す能力は別物だということに、気付いていなかったのだと思います。また、明確な経営方針さえも定めていませんでした。そこで、神奈川県の逗子市で1人でリスタートし、その後、2018年に「FP Office」というブランドをつくりました。私は社員によく「MVVS」について話します。この「MVVS」とは、「Mission=なぜやるか」、「Vision=なにを目指すか」、「Value=付加価値あるいは差別化要因」、「Strategy=戦略」のことです。これらを明確にしたことによって、ようやく会社が軌道に乗りました。
「課題解決型FP」という独自のビジネスモデルを展開

ーー貴社の事業内容について詳しく教えてください。
中村達矢:
弊社は「課題解決型FP」の事務所として事業を展開しており、来店されたお客様からの相談を受けつつ、ソリューションとして保険や不動産、投資信託などの金融商品をご提供しています。今では、金融機関の多くの方々にこのビジネスモデルの良さを理解してもらえるようになり、売上と社員数を伸ばすことに成 功しました。この「課題解決型FP」というビジネススタイルは、弊社のオリジナルです。
ーー貴社の事業の強みはどのようなところですか。
中村達矢:
ライフプランシミュレーションを精緻かつ正確に行っているところが強みですね。また、弊社のクオリティと顧客満足度は、すべて人(の能力・作業)に委ねられているので、社員の育成にも力を注いでいます。具体的には、マニュアルや育成ノウハウをつくりこみ、入社後1ヵ月間は座学でしっかりと研修を行います。その後1年間は研修プログラムを組んで育成します。
※本ページ内の情報は2024年10月時点のものです。


